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Paris [Documentaly]

夜中1時過ぎ。胃がムカムカして目が覚めた。ロンドンの友人宅では歓待を受け、沢山食べ過ぎたせいだろうか?それとも、昨日からの一連の影響だろうか?いずれにしても、なんだか身体だけあって、心は何処かへ行っているようだ。

昨夜真夜中から一睡もできず、ひたすらネットで情報を調べたり、友人達と連絡を取っていた。パリの朝は8時頃、日が昇る。本当なら蚤の市に行くために早起きしよう、と早めにホテルに戻ったことが幸いだった。家にいるように、というパリ市長の言葉もあり一体どれぐらいの人がそれに従ってるのか想像もできない。窓から見下ろす路地には時折、車が走るだけ。

ただ人はポツ、ポツと歩いている。9時を過ぎた頃には観光客っぽい数人の姿も見えた。お腹も空いてきたので、とりあえず外に出てみようと思った。他の宿泊客はどうしているんだろう?街の人々は?ホテルを出ると右手がサンマルタン運河。あの悲劇の場所へは徒歩7・8分。そちらには行けない。左側へ向かうとメトロの駅がある。蚤の市には行けない、市場やデパートなど不特定多数の場所へは近ずかないよう、外務省の注意喚起にあったから。

一歩踏み出すと、買い物袋を持った男性や親子とすれ違った。会社へ向かうのかコーヒー片手の女性もいた。メトロの駅に近ずけば近ずくほど人に出会う。ひょっとして、みんな出歩いてるの?大丈夫なの?大きい通りに出るとお店も開いてる、普段通りに。もしかしたらみんな努めて普段通りにしているのかもしれないが、少し心が軽くなった。とりあえずメトロのホームへ降りた。一箇所だけ行ってみたい場所があったので明るいうちに戻れば、と。

誰もいないホームをこれほど心細く感じたことはなかった。だがやってきた列車には結構な人が乗っている。また少しホッとした。ホテルを出る前、ロンドンにいる友人にこんな状態では行けないかもしれない、とメールを打っていたのを思い出し、時差1時間のロンドンはちょうど夜が明けたばかりだ。メールをチェックすると、今ならEurostarも動いてる。できるなら今すぐ北駅へ向かい、明日出発を今日へ変更できるか確認してみて!と書いてきてた。

仕事柄、不測の事態にはなんとか対応できるように心積もりはしていたので、列車が動いているうちに、という選択肢はあった。大統領が国境封鎖を宣言していたから、いつどうなるのかもわからない。友人からのメールが背中を押してくれた。すぐに北駅へ向かい、カウンターへ。まだ朝が早いからか数人しか並んでいなかった。シフトで変わったばかりの女性が対応してくれた。

彼女は安心させるように笑顔で心良く日にちの変更をしてくれた。荷物をホテルに置いているので余裕を持った時間帯の列車で取り直しができたので、直様ロンドンの友人へメールし、ホテルへ戻る。安心したのかお腹が空いたので途中、パン屋でパンを購入し、これが焼きたてでどんなに美味かったことか!ホテルの人も1泊で切り上げることに残念そうだったが、仕方がない。スーツケースを持って再び元来た道を引き返す。東駅を突っ切る形で北駅へ向かうが、陸軍の小銃を持った軍人さんに加え、警察も駅の警備にあたっていた。

映画アメリに出てきた階段を登り、北駅へ。実は変更したチケットが時間だけ変わっていて、日にちは明日のままだったので、またカウンターに並ばなくては。50分前よりカウンターは混雑していた。どの人も考えることは同じ。同じ女性が対応してくれて、1本早い列車にしてくれた。良かった!カウンターを出るとすぐの列車に乗り込むようにと放送がかかる。ラッキーだ!出国審査も荷物検査も普段通りだった。イギリス入国審査は色々聞かれたけど、それは仕方ない。

カウンターで発券してから列車に乗り込むまで20分もかからなかった。席に着き列車が動き出すまで、なんだか長かった気もするが、気持ちの問題だろう。定刻通りに列車はパリを出発。2時間15分でロンドンへ。列車でも眠れず、ロンドンのセント・パンクラス駅に着いてwifiがうまく働かず試行錯誤のうえ20分もかかってメールが起動した。友人に着いたことを知らせ、地下鉄とバスで移動。彼らのアパートに着いても気持ちは張り詰めたままだった。

そのままいろんな話をして、食事もして、映画も見た。だが気持ちは晴れないままだ。なんだか逃げるようにパリを後にしたことに、罪悪感を感じる。ロンドンは今、朝の3時。胃痛は治まったが身体はどうだろう?気持ちは?本当はテニスを観るためのロンドンが目的で、パリは寄り道だった筈なのに。まだ、心はパリに置いたままになっている。

亡くなられた方達のご冥福と、ご家族、友人の方達に哀悼の意を捧げます。



#PrayforParis

Silence [Documentaly]

パリ 2015年11月13日(金)
この日を忘れることはないだろう。
シャルル・ドゴール空港に着陸する前、夕陽が窓から見えた。
まさかあんなことが起きるとは思わず、美しい街パリに着いたことを歓迎してくれているように思ったのに。
空港からはPER B線で北駅へ。乗っていたのは20分ぐらいだろうか。
Stade de Franceのアナウンスに、ハッとする。あぁ、ここはフランスW杯前に通り過ぎたなぁ、と遠い記憶が蘇る。
車内は市内へ向かうごとに人が溢れてきた。途中の駅から青紫パーカーのフードを被ったままの男性が席に座り、背中が目に入った。フード被ったまま、っていうだけでなんだか不安を覚える。
映画やTVのシーンみたいに、銃を持ってたら嫌だな、って強く思ったのを覚えてる。列車は北駅に到着。その男性含めほとんどの乗客が降りた。
北駅からホテルまでは徒歩で15分ぐらいかかっただろうか。
素敵なホテルで大満足だ、がお腹が空いた。ちょうどサン・マルタン運河沿いに歩けばリパブリック駅周辺の賑やかな場所に出る、と考え散歩がてら歩いてみた。マロニエの枯葉が舞う、暗い道。
サン・マルタン運河の橋の近くのレストランで夕食をとり、まだ20時頃だったので、このまま散歩を続けるか迷ったが、翌朝早いことを考え、ホテルへ引き返した。シャワーを浴び、早めにベッドへ入ったが、夜中過ぎ、普段より強い頭痛で目覚め、薬を飲んだ
いつものクセでSNSを開くと30分ぐらい前に友人から連絡が入っており、パリが大変なことになってる!って。
寝ぼけた頭でニュースを見ると、信じられない出来事。パリで同時多発テロ。



しかも、ついさっき通り過ぎたStade de Franceや、夕食とったレストランの目と鼻の先のバーやレストランで悲劇が。事件が起きたのは22時頃らしい。



信じられない。自分がいる場所の徒歩圏内で。あのまま散歩を続けていたら、と思うと。それ以来ホテルの外の音が妙に気になって眠れなくなった。友人や家族、会社の上司、同僚に無事を伝え、返答メッセージを書いてるだけでも安心してきた。



今回の旅は旅費の関係上、パリ経由でロンドンに入る予定だったので、国境封鎖の報道に、当然の処置、と理解しております。が、夜が明けないと(こちらは朝4時)情報がないので、なんとも言えません。



取引先からのメールを転送にしておいたので、旅行者はパスポートと帰りの航空券を常時携帯するよう案内があったのでそれに従います。一体、朝のパリはどうなっているのか。ほんの数時間前の出来事が全てを変えてしまった。




時折、救急車とパトカーの音が鳴り響く、パリにて。また頭痛がしてきた。



#PrayforParis






Keep Calm and Carry On [Documentaly]

何かのお告げ?と思えるタイミングがある。出張明けで安い航空券情報が来たり、夢に出てきた人が出るイベントが近々あったり、たまたま教えて貰った選手が気になったり。

全て本人の意図に関わらず、無意識下で起こっていることなのですが、いつも自分の都合のいいように解釈してますww

と、いう訳で。最近気になっているテニス。いよいよ初めて生で観ることにしました!しかも、海外で!当初無帽とも思えたプロジェクトでしたが、あれよあれよという間に、airもstay先も決まり、さあ観戦チケット!の段階で、注文したやつとは違う時間帯のものが送られてきて、ドッキリしてますw

”Keep Calm and Carry On”と自分に言い聞かせてますが、バラバラに購入したチケットも、果たして出発まで届くのか、ギリギリまで気が抜けませんw

それからついでに行こうと思っていた、パリにあるRoland Garrosですが、見学ツアーが行われていないので問い合わせたところ、”現在工事中でコート内には入れません。あなたもこれがどれだけ重要な工事かわかりますよね!”的なメールが来て苦笑しております。

ただ返事がちゃんと来たことに敬意を表し、来年の全仏まで、テニス熱は続かないと踏んでますが(爆 とりあえず生まれ変わったPhilippe ChatrierやSuzanne Lenglen Courtを見る楽しみができたことは確かです。

では。

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It's all about... [Documentaly]

This is all about TENNIS, but I do not know the rules.

昨日の続き。
混乱の始まりは、テニスを何も知らない、というところから。

つまり、テニスの最高峰の試合を、遥々イギリスまで、また高額な試合チケットを購入してまで行く意味があるのか?ってこと。

でも生の試合を一度見たい気持ちは変わらなかった。来年の楽天まで自分の興味が続く自信もなかったし。

ただし!あたし、サーブを何処に入れればいいかも知らない。アンフォースドエラーとか、ウィナーとかテニス用語の意味も知らない。しかも、ボールがただのボールにしか見えない、テニスのド素人なのに、試合を楽しめるのか、が問題だった。

だから色んな人達に意見を聞いたし、ネットで情報を集めたりした。一番参考になったのはプレイヤーの立場から書かれた戦略についてのサイト。そして貴重な友人からのテニスというゲームの本質(勇気)そして、それを踏まえた上で録画のフルセットの試合を見たら、もう本当に楽しくて!

翌日、テレビで気になった色んなことを別の友人に教えてもらって助かったし。まだまだ知らないことは沢山ありすぎるけど、まず見て楽しいか、楽しめるのか、から始めてもいいよね!

この週末、久しぶりに土日の休みで、何かにぶつかっていたんだけど、実はそれはテニスじゃなかった。落ち着いてテニス以外に目を向けたら、原因はこの3ヶ月続いた出張の後遺症で、普段の生活に戻ったことに慣れていなかったからなんだ、と気づいた。やっぱり答えはいつも自分の中にあるんだね。

This is all about... [Documentaly]

This is all about TENNIS, but I do not know the rules.

今まで、なーにも考えずに見ていたテニス。いや、見てはいず、チラ見して(特に錦織君の試合は見てられないので、テキストで確認)いた程度だったのに。

テニスを気にするようになったのは昨年の全米オープン準決勝(錦織vsジョコビッチ)というミーハーですが、以来多くの日本人とともに錦織君の活躍を気にしておりました。

勝敗の勝ち負けだけ、どこまで勝ち上がったか、ぐらいしか気にしていなかったし、基本心臓に悪い試合は見てられないので、友達に誘われて今年の楽天オープンの練習見に行く前も、行って楽しめるのか不安でした。

だからテニスに詳しい知人に出場選手のことを教えてもらい(全然頭に入らなかった、すまん)ながらも、練習見るも写真撮ることに気をとられ、選手の姿ばかりを追いかけていた。

仕事で実戦を見ることが叶わなかったので、その後決勝まで見に行った友人の写真を見ながら過ごしていた時、夢の中にテニス選手が出てきた。写真の見過ぎでイメージが頭にこびりついていたんだろう。

でもなんとなくお告げのようでもあった(気のせいかもしれないが)それからテニスの試合を見に行きたいと考え、イギリス大好きだし、有名どころが全部出るし、見るならファイナルかな、と思った。

はて、私、テニスの何を知ってる?
そう、そこから混乱が始まる。

続きは次回w

Best journey ever! [Documentaly]

実質滞在8.5日、本当に充実した旅だった! 1月のイタリアの旅で事故ったトラウマもあって、ドライブは不安だったものの、日本とほぼ同じということもあり、無事行きたい場所に辿りつけた。

最初に泊まったWattenという村は、それこそ憧れていたイギリスのカントリーサイドそのものだったし、二つのペンバリーも訪問出来た。奇しくも20年前の9/24にBBC版「高慢と偏見」が放送された、という記念すべき年だった。そしてその日、ラグビーW杯で日本が対南ア戦で奇跡的勝利を収め、その日以降、日本人だとわかるとその話題ばかり話されたw

ダービシャーからロンドンに戻り、日本からの友人と落ち合って、シャーロックのロケ地巡りや、バッキンガム宮殿やロイヤルアルバートホールの内覧など、この時期にしか見れない貴重な体験ができ、また1年前から確保していた、ベネディクト・カンバーバッチのハムレットをようやく見ることが出来た。JOJ主演のオペラ座の怪人や、初めて見たビリー・エリオットなど、ミュージカルも堪能。特にビリーはダンスの素晴らしさに、何度もスタンディングオベーション! キャストが素晴らしすぎた!

日本からの友人を見送り、最後は映画「分別と多感」のお屋敷、そしてその近くだったグラストンベリーを訪問後、ウェールズへ。仕事で辛かった時、心の支えになったDr.Whoの展示館へ。最後の日に、ドクターの世界を満喫して、これまた車で30分ほどのシャーロック ロケ地に行き、一路ヒースロー空港へ。

ドライブも終了し、ロンドンでは宿泊先の鍵を失くすというハプニングがあったものの、食事も美味しく、1日意外は天候にも恵まれ、帰国の途へ。これまでの旅の中で最高に楽しかった旅になったのは間違いない!
ありがとう神様!

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Rose #Docotor Who [Documentaly]

ロンドン初日。無事、ダービシャーから渋滞もなく4時間で到着。今回はAir bnbを利用してギリギリzone1いうロンドンの外れあたりの、お部屋を借りる。地下鉄の駅からバスで2つ、徒歩2分。日本から友人の到着を待つ間、この近所にあるDr.Whoのロケ地へ向かう。

Dr.WhoはBBCウェールズの製作だから、ほとんどはウェールズ近郊で撮影されてるけど、偶然にも徒歩20分圏内に、凄く見たかった場所があった。私のドクター(最初に見たドクターのこと)は、9代目クリストファー・エクルストンで、新シリーズの最初シーズンと、10代目デビット・テナントの最初のシーズン、つまりコンパニオンがローズの時(って知らない人にはちんぷんかんぷんな話だろうけど)が一番好きなので、そのローズのお家が、ここロンドンにあり、尚且つ徒歩圏って、なんかご縁を感じてしまうんです!(妄想w

実際その場所に辿りつくと、Lyme ParkのMrダーシーほど胸が一杯にはならなかったけどw もう顔が緩みっぱなし!この場所にTARDIS(ドクターの乗るタイムマシン)がいて、ローズのママやミッキーがこっちから走って来て、とか。とある一角なのに、印象的なシーンばかりで。特に第2シーズンの最初の話、10代目ドクター登場の話は、ここが凄く重要な場所で何処からかTARDISが現れそうな気がして。

日本からの友人とも無事会え、近所で買い出しもでき、99cショップ(いわゆる100均)や、アジア料理の店があったり、疲れた身体には嬉しいことばかり。夜も更けて、暖房が効かないというハプニングはあったものの、(一応ホストには連絡済み)、室内は18℃ぐらいだからなんとか凌いで、2日目の朝を迎えました。今日はSherlockロケ地巡りへ!

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Road to Pembury [Documentaly]

昨日は行きたい場所が沢山あった。疲れもあるからと遅めの9時の朝食にしたら朝4時に目覚めてしまったw

仕方がないのでblog書いたり、散歩に行ったり。いやぁ、この小さな教区(パリッシュって、ジェーン・オースティンで覚えたw)には、ミス・マープルが住んでそうな素敵な家や、小さな教会、村の地図に記載された電話ボックス(クラシックな赤で、ぽつんと目立たない場所に置かれていた)だったり、朝からこんなに感激していいの?ってくらい素敵だった。

朝食には他に2組の宿泊客がいて、1組はノーフォークから。旅行の目的を聞くと「歩きに来た」って。ハッ?って思ったけど、この国のフットパス(ハイキングコース)は本格的だから、そうだ!と膝をうった。もう一組は以前はオランダに住んでいて、今はイギリスに住んでる若い夫婦。旦那様はなんと日本を旅したことがあって、弘前!にも行ったことあるって、ビックリ。

行く予定のChatsworthはみんな口を揃えて、1日かかるって言う。私的にはあの階段さえ見れればいいんだけど。B&BのホストNickyに、ジェーン・オースティンファンなの?と行き先だけでバレバレw とりあえず、Lyme Parkが離れているので、そちらを先に。

Lyme ParkはBBC版「高慢と偏見」でMr.ダーシーの住むペンバリーとして登場。何度も繰り返し見たドラマだから、ダーシーが登場する場面は背景とともに記憶に焼きついている。だから、中庭や、ゲートや、外観や、小道まで、Mrダーシーの姿が幻のように見えるw

中庭はゲートをくぐって最初に入ったんだけど、チケットチェックや、奥にショップがあって、ここが、あの中庭とは最初気づかなかったw チケットチェックで振り返った時、あ!ってw

この中庭の階段を上ったところがお屋敷への入口。中を廻って行くと下へ降りる階段があり、その手前で昔の衣装を着たご婦人方に出会った。やはり頭が回らず、なんでここにいるんだろう?とは考えずw 背景に溶け込んでるー、と写真を撮らせてもらった。

で、下へ降りるとワードローブの部屋、とありゴスフォードパークや、ダウントンアビーのように召使い達の部屋だった。中に入ると衣装が並んであり、普通に展示かと思ったら、着てみない?と声をかけられ、着てお屋敷や庭を巡れるわよ。と言われてビックリ!

内心、えええーっ!って思ったけど、素直に着せてもらうことにw やっぱり違和感ありありだけど、さっきのご婦人方に出会え、仲間が増えた、と一安心w ご婦人方からドレスを着ると、気分が違うでしょう?と言われ、いや、そんな余裕ないしw
でも、後から階段を上る際にドレスを持って上がらなきゃいけなくて、その時初めて、あぁ昔の人って大変w とか思いました。

ドレスがダウントンアビー風の現代に近い形だったので、これがジェーン・オースティンのリージェンシードレスだったら、泣いてたかもw 無料なんで、是非お試しを。

お屋敷の内覧を終え、中庭から外へ出ると、一気にBBCドラマ「高慢と偏見」が蘇る。ダーシーがエリザベスを追いかけ、一緒に歩き、見送った、あのシークエンスがありありと浮かんで、もう胸が一杯で、息が詰まりそうだった。

お庭から池を挟み遠景でお屋敷を眺めると、やはりドラマでエリザベスが馬車から見たペンバリーのシーンを思い出す。ショップでドラマの撮影秘話本と、DVD(ファンのくせに持ってないw)と、Mr.ダーシー(コリン・ファース)の絵葉書を購入して、もう満足と言う言葉では表せないほど、夢のような体験だった!

次にいよいよChatsworthへ。もう一つのペンバリー。映画版「プライドと偏見」や、P.D.ジェイムズ原作「高慢と偏見、そして殺人」のドラマ化の際にも、ここはペンバリーとして登場してる。

到着して、納得。あまりに広大過ぎる敷地。特に庭の設備が半端ない。水路に迷路に滝に、噴水に、美しい芝生が延々と広がり、人々は日の光を浴び、人生を謳歌してる(←想像だけどw) 観光客も相当多くて、例の階段のある踊り場は、やはりあの階段なんだけど、どこか違う感じがした。

映画版で使われたMrダーシーの胸像はショップにあることはわかっていたので、パチリ。映画版も大好きだけど、さっきのLyme Parkほどの感動はなかったなぁ。最初が強烈すぎたのか。

この時点でもう17時。本当はHaddon Hall行きたかったけど、17時で閉まるし、翌日12時からなので無理。Hudden Hallは、プライドと偏見やジェーン・エア、エリザベスなどの映画で内装が使われたお屋敷。

じゃ、次行きたい場所、Stanage Edgeへ。ここは映画「プライドと偏見」でエリザベスが立っていた絶壁なんだけど、駐車場への道がなんだか車が私道に導き、車一台しか通れない急勾配な道を選ぶので、あえなく挫折w

でも帰り道、迷ってる間にそれっぽい絶壁があり、Peak Districtの由来は、岩や丘が織りなす自然の絶景が素晴らしいことからつけられている。いまはちょうどヒースが一面にあり、このすぐ北にあるヨークシャーのハワース(嵐が丘で有名)みたいなイメージだった。

あと、道に迷ってる途中でHaddon Hallの前も通って、これは次回また来いよ!と呼ばれたかな?B&Bに戻ってくる頃には夕焼けが空を赤く染め、それに導かれるようにフットパスを歩いてみた。

遠くにThor's Caveと呼ばれる自然の岩が見え、かなり暗くなってきたので来た道を戻る。フットパスは牛さんや羊さんのいる草原を突っ切ることが往々にしてあるので、糞やぬかるみに注意したい。

隣のPubで夕食とペールエールを頼み、和む。金曜日にここに到着して、ちょうど24時間。移動時間に結構時間を取られたものの、満足感で一杯。やはりここに来たかった!という目的が達成できたから。翌日はまたロングドライブで、ロンドンへ向かいます。

ありがとう、Derbyshire。また帰ってきます!



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Road to Derbyshire [Documentaly]

長時間のフライトの後のロングドライブ。イギリスはほぼ日本と同じ交通規則だし、今回は田舎周りだし、高速に乗れればなんとか近くまで辿りつける、と思ってたからだいぶ気持ちは楽だったけど、やはり緊張はする。

ヒースロー空港で買ったsimカードがうまく働かず、車についてたGPSを信じるしかないw 事前のGoogle Mapでは3時間だったが、最初入る道を間違えて(往々にしてよくあることw)遠回りしちゃったり、渋滞に嵌ったり、突然豪雨になったり、ついには日が暮れて夜になり、車の遠方ライトのやり方がわからず(すぐ手前しか照らさない)、5時間半かかってようやく最終目的地に辿りついた!

ロンドンからダービシャーまでは、高速の地名表示を見ながら、自分を鼓舞するかのように走った。走り出しの頃はイギリスには珍しく青空と日の光があった。

ハーロウとあれば、あぁプレップスクールで有名な、とか。

ノーサンプトンと出れば、あぁキンキーブーツ工場だわ、とか。

コベントリーとみれば、ボンドエアー(Sherlockネタ)w

ノッティンガムとくれば、ロビンフッド!シャーウッドの森はどこ?とキョロキョロしたりw

そんなこんなで高速を降りる直前、見事な夕陽を目撃。ゲリラ豪雨的な天気の後だから、一部雲に遮られながらも、真っ赤でまん丸な夕陽が地平線に落ちるさまを見て、こんな景色が見られるなんて、と感激。

最後の日の光←ホビット風w が残っているうちにB&Bに辿りつきたかったけど、日はとっぷり暮れ、田舎道に灯りなどなく、真っ暗な田舎道を走る。小さな集落の家の灯が見えるとホッとしたり。暗いながらも、大きな木がアーチのような形で村の入り口にあったりして心くすぐられる。

車のGPSは郵便番号を入れたものだけで、本当に辿りつけるか若干不安だったw 出発前にGoogle Earthでこの小さな村Wettonを見ていたから、村にある唯一のパブの近くだとわかっていたので、pubの姿が現れた時は、本当嬉しかった!B&Bに電話するとpubまで迎えに来てくれて、(pubのすぐ横にある脇道を通って) ようやく、ようやく、辿りついた!

実に日本を旅立って、28時間半!牧師館を改装(もう、牧師館ってとこが、ミス・マープルだったり、ジェーン・オースティンの世界!)したB&Bのオーナー、Nickyと旦那様が心配して待っててくれた。

夕食を食べるなら、隣のpubの食事があと10分で終わるから電話して行くことを伝えてあげる、と。B&Bからpubへは真っ暗な道なので懐中電灯を貸してくれた。pubに入ると金曜の夜、ということもありほぼ満員。地元や近所の人で溢れてる。

スープと黒エールを注文してテーブルに座ると、たまたま目の前に座っていた女性Alexとお話するようになり、彼女からPeak Districtのオススメ場所を聞いたりした。

Peak Districtはイギリスで最初のナショナルパークで、日本の富士山(国立公園).アメリカのイエローストーン国立公園についで3番目に広い?らしい。ここの特徴はマンチェスターやシェフィールドなど大きな街に近いことや、Peak Districtの中に、小さな村が沢山あること、と教えてくれた。

さあ、今日1日はPeak Districtを満喫しよう!Carpe Diem


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B&Bの部屋からの眺め

Stardust [Documentaly]

ああ、まるでStardustのようだ。
歌に惹かれて、思い出が蘇る。

毎日忙しさに追われて暮らしていると、目の前に現れたチャンスにさえ、頭デッカチに対応してしまう。
今夜もそうだった。Idina Menzelが、文字通り、目の前に現れたのに。

Idina Menzelの日本初来日公演の3日目。武道館でのオープニングは、まさかのDefying Gravity!私の中の彼女の一番の代表曲。続いて彼女の憧れのひとり、バーバラストライサンドのDon't Rain on my Parade。Gleeのレイチェルのお母さんだよ?、と。

自身のアルバム曲I StandやBrave、コール・ポーターの曲、もう一人の憧れ、ジョニ・ミッチェルのRiver、ブロードウェイミュージカルナンバーはジャズっぽかったり。

私も昔は緑の女の子、魔女だったのよー、とおしゃべりしてから始まったWizard and I は、私の今年に入ってからのレッスンの全然できてない課題曲。

Policeのロクサーヌとか歌ってたけど、Popソングの中で一番気に入ったのがRadioheadのCreep。たまにはLet It Goが歌いたくない日もある、たまにはRadioheadを歌いたくなるのよ、と。

で、RentからTake Me or Leave Meで、元々は女性2人で歌うのよ?、って舞台から降りてきて、前方からすーっと、私の席の目の前を何度か歩いてたの。

初日の大阪に行った人が、この歌の歌詞は覚えておいたほうがいい!とTwitterで見たので、一部だけ覚えてたけど、どの歌詞歌えばいいのー?ってバカな考えに囚われ、おまけにお腹まで痛くなって、本当に目の前にいたのに、手を伸ばせば届くのに、一緒に歌うチャンスをみすみす逃してしまった、RGの錦織君みたいに(違

で、会場には勇気ある日本人観客数名が、Idinaと歌い、大盛り上がり!そりゃそうよ!

続く、RentからのNo Day But Todayがずっしり心に響いたのは間違いない。ついさっきの出来事に後悔した訳ではなく、(いや、ちょっとはあるが)この歌は、生まれて初めて、歌のレッスンを受けた先生への餞の歌だったのだ。またRentの生みの親、Jonathan Rasonへの下りに思わず涙。

For Goodは会場が広すぎて、アカペラのIdinaの声が遠くまで届かないのを、みんなでサポートしたり、Let It Goは最後にサビを日本語の歌詞をみんなで歌いあげたり。

確か、For Goodの時だったと思う。舞台照明はIdinaだけを照らし、マイクなしのIdinaのために、みんな彼女を見つめ、歌う歌詞に集中してた。歌が終わり、照明が明るくなった時、ああ、自分がその世界に浸っていたことに気づき、短いながらもなんて幸せな時間なんだろう、と感じた。

実はIdinaと同い年な私は、アンコールの最後に歌われたTomorrowは、初めて映画館で見た洋画のひとつ、Annieの代表曲で、初めてのレッスンで歌った曲なのだ。

同じ時代を生き、彼女の歌を歌ってきた今迄の私のレッスンの思い出をなぞるような、不思議な巡り合わせの体験でした。
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