So-net無料ブログ作成
前の10件 | -

Merci, Nico. Merci, Pierre. [tennis]

”Merci”
今朝、駅で”Merci(ありがとう)”と書かれたエコバッグを抱えた女性を見かけた。まるで何かのサインのように。

普段からこんな風に、突然お告げのように何かが現れることがある。答えはすぐに見つかるものもあれば、長い間悩みに悩むときもある。

自然や偶然が教えてくれる言葉やインスピレーションは、だいたい頭が空っぽの時にやってきて、たぶんそういう時にアンテナがピン!と感じるのかも。

今朝の言葉は、”Merci”だったから、デ杯でフランスを応援してたこともあって、シンプルに”ありがとう”っていう意味、人生に感謝、かな?と思ってた。

そして仕事も終わりかけの夜、メールをチェックしたら、twitterからのお知らせが。Pierreが、likeを押してくれてる。

それは、デ杯2日目、ダブルスでフランスが準決勝進出を決める試合が終わった際、Nicoが真っ先にPierreに駆け寄り、抱き締めたあの写真だった。

家への帰り道。その意味を考えながら、涙が出た。

怪我で出場出来ないPierreにとって、観客席から応援することしか出来ない自分に歯痒さや、葛藤があったと思う。

大事な試合に、重圧の掛かった大一番に出れない悔しさ、Nicoが、Julienが、Lucasが、Jeremyが、あんなに頑張って結果を出してるのに。

自分もあそこに立ちたい。国を背負いたい。フランスの、自国の大観衆の前でプレイしたかった。怪我さえなければ。

怪我で自分にはどうにもできない時、悩んで、一生懸命やっても結果が出ない時、誰もが味わうあの心の苦しみを、Pierreも抱えていた。

NicoとJulienが勝負を決めた時、関係者もファンも、歓喜の渦にいた。皆が拍手して、喜びを爆発させて、笑顔でNicoとJulienを迎える。もちろんPierreも興奮して、夢中になって飛び上がっていただろう。

その時だった。NicoがJulien、Yannickと抱擁した後、向かったのは、Pierreだった。真っ直ぐにPierreに向かい、がっしりといつも以上に背中と頭を叩きながら、耳元で何かをPierreに伝えたようだった。

会場にNicoコールが響き、Pierreはそっと抱擁を解こうとしたけど、NicoはしっかりPierreを抱きしめていた。二人の間に言葉はなかったかもしれない。でもNicoの行動が全てを語っている。

ほんの数秒の出来事。映像でもチラっとしか映っていない。だが、誰もが二人の姿に感動していた。

試合から数時間後、デ杯の写真ライブラリーにこの写真があがった。あの瞬間を捉えた素晴らしい写真。二人の想いを汲み取った、心に残る写真。

この写真を見る度に、二人が愛おしくなる。涙が出るほどに。ダブルスペアにずっとはないから、この二人がペアでいる限り、声が枯れるまで応援し続けていたい。

ありがとう、Nico
貴方のおかげで救われたのはPierreだけではないよ。私も救われた。
ありがとう、Pierre
貴方のおかげで私は一生懸けて、応援できる人に会えた。
ありがとう、貴方達に会えて、本当に良かった。


image-20170410230357.png

Allez [tennis]

今朝、錦織くんの試合が始まった直後、気分が悪くなり、仕方なく休んだ後知った敗戦。
こういう時はテニスから一時離れたくなる。

折角の3連休、1月からずっと週末は仕事が入り、まともに休めてないんだから、自分のために使わなきゃ。

気分を変えたくて、現実逃避したくて、映画を見ることにした。フランスのラブコメを何気なしに見た。フランス語が聴こえ、フランスの街並みが見えると、心の中に疼いていたものが膨れ上がってきた。

デ杯のフランス戦を見に行って以来、フランス語を習いたくて色々探していたが、欲しい本は絶版だったし、行きたい教室は日程が合わず、と中々すんなりいかない所があった。

でも今日はなんとなーく、都内のフランスっぽい場所と検索したら、フランス書籍専門店が出てきた。時間あるし、ちょっと行ってみようか、という気になった。

小さな街角の書店で入るといきなりフランス語が聞こえた。フランス人親子が店員さんとお話ししてた。中に入りたかったので、Pardonと声をかけたら道をあけてくれた。
なんか本当にフランスにいるみたいだ。

小さな本屋ながら天井までびっしりと本が埋まってる。で、まず目に入ったのは映画関連の棚。そこで、まさかの絶版だった本を見つけた!映画「アメリ」のフランス語脚本。

ワクワクが止まらなくて、奥へ進むと日本語でのフランス語教本が並ぶ。その中からいくつか手にとってみたが直感で面白そうなものを数冊買うことにした。

もうすっかり錆びついたフランス語。昔々たった数か月しか習ったことないけど。前にイタリア語を習った時、頭がフランス脳になってて、何度も修正された。同じラテン語系だから似てるのよ。(苦笑

パリを訪れる度にフランス語を話せたら、というシチュエーションが幾度もある。結構三日坊主な自分だけど、今回は長い目でやってみようかな、フランス語。テニスのフランスペアのためにも(笑




The Day We Won Wimbledon [tennis]


image-20170128153051.png
image-20170128153105.png



TwitterでJohn Hurtの訃報を知り、彼の出演作の一つを見終わった後、再びテニスに溢れるTwitterに戻った時、ひとつのtweetを見つけた。

David Low
With the sad news of the passing of John Hurt, reminded that he narrated, beautifully, 'The Day We Won Wimbledon.

https://twitter.com/davidlawtennis/status/825157089953591296

Podcastタイトルに興味を惹かれ、思わず聴いてしまった。1時間ずーーーっと英語の喋りだったが、もう最初から涙が止まらなかった。

2013年夏、テニスの4大大会の一つ、最も歴史あるウィンブルドンで、77年ぶりに地元英国の選手が優勝した。

物語は英国選手フレッド・ペリーが最後に優勝した時代から始まり、2013年夏決勝戦の朝、あの3時間の激戦を1セットごとに、アンディ本人や、家族、友人、センターコートの観客席にいた俳優ジェラール・バトラー、TV中継をしていたメディア、コート外やTVで観戦していた人々の声を場面、場面で繋ぎ、素晴らしい臨場感を味わえる番組になっている。

もうみんな、1人ひとりの声が感慨深く、1stセットで起きたアクシデントや、ラリー間の息詰まる緊張感や、マッチポイントの心境など、みんなの心が一つに向かっていく疾走感と、ありとあらゆる感情のうねりを如実に感じた。

このラジオドキュメンタリーは、2013年の冬に放送されたもので、ナレーションをJohn Hurtがつとめた。ちょっとハスキーな彼の声は優しさに溢れ、時に威厳に満ち、この素晴らしい物語の語り部として相応しい声だった。

私自身はこの試合を見たことはないが、Wimbledonは知っている。去年の記憶がありありと蘇り、センターコートや、ショップや、丘の上の観客席や、駐車場(笑)が浮かんできて、自分もその場にいたかのように聴いてました。

そして、全豪の決勝前日を控え、GSの決勝の凄さや、選手への重圧、周囲の期待、当日の興奮をこのラジオドキュメンタリーで味わえたことにより、益々、テニスに対して畏怖の念を覚えました。

それと同時に、どんなに観るのが怖い試合でも、しっかと目を開けて観るべきだ、と小心者の自分に言い聞かせました(笑

明日の決勝戦、どのような結果になっても歴史に残る戦いになるのは間違いないでしょう。両選手にとって怪我なく、悔いなく、終われるよう祈るとともに、この試合もまた伝説の一つとなり、このような素晴らしいドキュメンタリーが聴けたらいいな、と願っています。





ATP World Tour Finals まとめのページ [tennis]

image-20161121201819.png


image-20161121202004.png


昨年(2015年)と今年(2016年)のATP WORLD TOUR FINALS観戦まとめ

2015年 part1
2015年 part2
2015年 part3

■2016年 観戦チケットに関する追記(viagogo)

ATPFinalsの公式転売サイトviagogoのカウンターはO2外(レストラン wagamamaの横)にあります。ここで当日券の発券を行っています。今年はトーナメントの始まる1週間前にRRのグループ分けが出てからチケットを購入しました。試合日の4,5日前であれば、チケットはすべて上記のカウンター発券となるようです。

因みに午後のセッションと夜のセッションは、それぞれダブルスの始まる2時間前からシングルスの開始時間までが受け取り時間。早めに受け取ることは出来ません。また受け取り時はパスポートなどIDの提示が必要です。

今年のviagogoのシステムではセクションと列だけ表示され、座席番号は殆ど表記されてなかったので、当日カウンターでチケット受け取るまで座席はわかりません。e-ticketであれば購入後、すぐにダウンロード可能で、座席も確認できます。昨年i padにダウンロードしたチケットを提示して入れたので、今年も同じようにやって最初はOKでしたが別の試合ではエラーになり(原因不明)、viagogoのカウンターで交渉して別チケットを用意してもらいました。

ATPFinalsのチケット自体は毎年春に定価で販売が開始されますが、このタイミングでどの選手が出場するかなんてわからないので、良席で見たいのなら必然的にviagogoでの購入になると思います。ただし値段は当然高騰してますし、トラブルが発生する可能性もあります。

1階席は定価66~77ポンド(9,500円~12,000円)ぐらいでセクションは選べるようですが、やはり良席でみたいのであればある程度の予算が必要かと。今年viagogoで購入したチケットは審判側の中央のセクション(111)で前から1,2列目で見ました。中央のセクションも幅があって、だいたい片側のサービスラインから反対側のサービスラインぐらいまでがセクション111です。 金額は試合にもよりますが、1セッション、2万円~3.5万円でした。

■2016年ファンゾーン他

会場への入り口はエントランスH(審判側)と反対側エントランスBに分かれており、O2の入り口に近いのがエントランスBです。O2の入り口で荷物のX線検査は引き続きありましたが、会場エントランス前の人のX線検査は今年から始まったようです。食べ物飲み物持ち込み一切禁止。

エントランスHは目の前(去年巨大なファンゾーンがあった部分)が工事中で、一旦外に出て工事部分を迂回してから行くため雨が降った時は大変で、今年は午後のシングルスの試合が長引いたので、夜の部の観客は待たされた上にダブルスの試合開始に間に合わない人が続出だった。

スター選手の練習を中心に行うプラクティスコートは今年は#2となり、中央(エントランスBとエントランスHの間ぐらい)に位置しています。去年と違うのはこの真ん中にファンゾーンが設けられ、プラクティスコート#2の両側からファンは練習を見ることができるようになりました。残念ながらプラクティスコート#1の場所はわからずじまい。

今年も冠がついているバークレー銀行のブースに優勝トロフィーが飾られていて記念写真を撮れます。今回はバークレーの顧客(銀行口座をもっている人?)のみが入れるように仕切られていました。ここで非売品のエコバックが貰えたようです。またデータ分析のinfosisのブースでは簡易リュックのような袋の中に紙のオペラグラスが入っており、これは誰でももらえたみたい。

グッズについてはO2入口に大きなお店があり、ファンブース、会場内にも小さいものがありました。パッと見た限り、O2入口とファンブースで置いてあるものがちょっと違っていたような。マウスパッドは選手の写真入りのものや、ATPFinalsとロゴが入ったボールペンはファンブースのお店にしかなかったような気がします。

取り急ぎこんなところで、また思い出したら追記します。

Go Kei and Congrats Andy! report from ATPFinals 2016 [tennis]

1年ぶりのFinals。つい昨日のような気持ちだ。テニス熱は続かない、なんて言っておきながら、去年のFinalsの錦織君とRogerの試合を目の前で目撃した興奮のおかげで、1年間テニスを見るはめになりました(笑

今年はRogerもいないし、メンバー的にどうかな?と最後まで躊躇していましたが、錦織君がSF狙えるかも、と期待したのと、去年このFinalsで見て好きになったAndyを観たかったから。勿論ダブルスのNicoとPierreも!

本当はRRの3,4日目から見たかったんですが、今年は仕事の予定もあり、RR4日目の夜からSFまでの日程で出発することに。飛行機は出発3週間前に予約しましたが、結果として、やっぱりRR3,4日目から見たかったなぁ、と。(まだ錦織君とAndyの試合を見れなかったことが心残り

前回は滞在中全ての試合を見に行き、練習も堪能し、夢中でテニス漬けだった幸せな日々で満足もしてるけど、今年は少し観光も入れたいな、見たい試合だけ絞って見よう、とギリギリまでチケットは買わずにいました。

去年の経験から公式転売サイトviagogoのカウンターがO2外にあることは知っていたから。なので、私はRRのグループ組み分けを見て、勝敗を妄想しながらチケットを購入しようと思いました。本当はOOP出てからでも良かったんですが、やはり良い席はある程度タイミングによって出る、出ないもあるし、去年色んなセクションで見た経験から自分が見たいセクションがわかっていたので、結局OOPの出る前に買いました。

今年のviagogoのシステムではセクションと列だけ表示され、座席番号は殆ど表記されてなかった。だから当日カウンターでチケット受け取るまで座席はわかない。因みに午後のセッションと夜のセッションは、それぞれダブルスの始まる2時間前からシングルスの開始時間までが受け取り時間。早めに受け取ることは出来ません。また受け取り時はパスポートなどIDの提示が必要です。

去年は売り手が間違ったeチケットを出して、何度もviagogoと英語のやり取りをした結果、試合の数時間前に条件がちょっと悪いチケットを代わりに用意して貰った。今年はeチケットをi padに提示して入場しようとしたところ、バーコードが読めず(i padがダメなのではないはず。別の試合では入れた)

スタッフいわく、メインエントランスへと言われたけど、巨大なO2の反対側の入り口まで歩き、また長蛇の列に並び、荷物検査が嫌だったので、もう試合30分前だったし、viagogoカウンターで事情を話し、同じセッションの1列後ろの席を用意してもらった。

チケットについてはやはり事前に購入するに越したことはないけど、確実に見たい試合を見たい席で見るためには多少の面倒や、トラブルは了承した上での購入になる。見れないより、代わりのチケットを用意して見れたほうがいい、と私は思う。

公式転売サイトなので、勿論値段が高いのは理解した上で購入することはわかってた。ただ今年RGのリセールシステムを経験した身としては複雑な心境(RGは去年まではviagogoを公式転売サイトで利用してたけど、今年は自社システムでチケットリセールを販売。個人の購入枚数に制限はあるものの、通常価格よりほんの少しだけ価格が上がるだけ)

今年のFinalsはRogerとRafaという2大ファン層が不在のため良席が取れたと個人的に思う。参考までに1階席は定価66~77ポンド(9,500円~12,000円)ぐらいだと思う。セクションや列の指定は出来ないんじゃないかな?発売日にサイトを見たことがないので。

今年viagogoで購入したチケットは審判側の中央のセクションで前から1,2列目で見ました。金額は試合にもよりますが、1セクション、2万円~3.5万円でした。

楽天ジャパンオープンのチケット争奪戦を今年体験したので、やはりコート近くで見たいのなら多少捻出するのは仕方ない。ダブルスとシングルス1試合ずつとはいえ、最高峰の闘いなのだから。

因みにO2の入り口で荷物のX線検査は去年もあったけど、会場前の人のX線検査は今年から。エントランスHは目の前(去年巨大なファンゾーンがあった部分)が工事中で、一旦外に出て工事部分を迂回してから行くため雨が降った時は大変だったし、今年は午後のシングルスの試合が長引いたので、夜の部の観客は待たされた上にダブルスの試合開始に間に合わない人が続出だった。

ファンゾーンが前述の工事があったからか、今年は凄い狭くて、プラクティスコートも1面だけ。(去年は3面あって、観客席まで設けられてた)ちょっとガッカリ感は否めなかった。なおプラクティスコート1の場所は分からずじまい。来年、どうなってるんだろう?関連グッズも去年並みなのかな?

施設面では残念だったけど、観た試合は結果はともかく、やはり素晴らしかった。近くで見れたから尚更だったのかも。目の前に毎日TVで見ていた憧れの選手がいる。彼らの一挙一動が見れる。表情や仕草、汗の流れる様まで。

そして何より自分の声援が彼らに届く。TVの前では大声出せないしw 今回はそれが一番私にとっては重要に思えた。耳に届いているかは別として、その場で見ていたら居ても立っても居られない。ただただ応援したいだけ。

海外での錦織君の試合の場合、なんとなく他の選手の時と比べて、試合中シーンと静まりかえることが多い。自分はRGで錦織君の4Rを見に行った時、負けが濃くなるにつれて、声がどんどん出なくなっていった、その悔しさがあったから、負けてる時こそ、大きな声援を。今年のFinalsではそれが出来たと思う。周りの皆さま、ごめんなさいw

ただRGでもFinalsでも、お互いのファンがリスペクトしあって応援してるし、こちらが声を出してると、日本語の応援に興味が湧くのか、どんな意味なの?って聞かれることが多い。そして、みんな親指を立てて、いいね!ってしてくれるw

AndyとMilosのSFでは、Andyを応援してたから、観客との一体感が半端なかった。隣にいた小さな女の子と一緒にAndyを応援して、拍手して、足を踏み鳴らして、ガッツポーズしたり、ガックリきたり、あまりの長さと1ポイント、1ポイントで感情の波があったので、疲れて途中ぐったり来たけど、本当に楽しかった!(勝ったから言えることだけどw

やっぱりこの体験は、他では出来ない。世界最高峰のこの舞台だからこその緊張感、達成感、喪失感を身体全体で味わうためにはここに来なきゃダメだ!もう大好きだよ、この舞台!

来年、また来れたら。その時は今回見れなかったRogerやRafaがいてくれるといいな。そして錦織君は来年またこの舞台で自分のテニスを目指して欲しい。身体的、精神的な疲れはピークに達してるのはわかってる。ただAndyがそうだったように、苦しい時を乗り越えての今、あの場所にいる。しんどい試合も勝ちきれる。

今年は錦織君自身最高の年とは誰もが認めてるけど、それ故、誰もが錦織君に期待せざるえない。それが重荷になるのか、モチベーションになるのかわからないけど、みんなが錦織圭のテニスを見たい!と思っている。今年新たなファンを獲得し、識者の注目を浴び、目指す目標に近づいてきた。

来年、またこの舞台で、さらに輝いている錦織圭を世界中に魅せてください!

#GoKei #AlwaysSupportYou #AsianNumber1

P.S. 日本帰国!そしてCongrats! Andy!
You deserved New world No.1!


Come On! (to myself) [tennis]

もうすぐ朝6時、3,4時間しか寝れてない。溜まったものを吐き出そう。

昨日、予定ではロンドン着は13:35。入国審査と、荷物のピックアップに1時間かかり、空港からO2まで最短で1時間。予定到着は15:30。試合が終わっている可能性もあったので、チケットは現地で買えるだろうと甘い考えだった。

実際、飛行機は30分早く到着。イギリスの入国審査は悪名高いが、正直に話すことと、審査官との相性もある。今回の審査官に旅の目的を聞かれ、テニスを見に来たの。と言うとO2?って聞かれたので、嬉しくなって、ペラペラ喋ってしまった。今日、錦織圭がAndy Murrayと試合するの!って言うと、わざわざ彼を応援するために、日本から来たの?と。審査官に試合のフォーマット RR方式の説明をしてw 珍しくニコニコしながら入国審査を出てきた。

空港から意外に早く出れたので、荷物取って出れたのが14時前だった。順調にO2まで来て、15時、スーツケースを荷物預けに入れるため、駐車場に向かっていた。試合は第1セット 5ー4。ここで荷物預けで躊躇する。チケットがなかったら荷物預けてもしょうがない。で、戻ってviagogoのカウンターに行くと16時まで閉まっている。ガーン?試合が始まってからはチケット買えないのか!

仕方なく、試合を見るのを諦め、ホテルへチェックイン。4つ先のバス停でかなり近い。ホテルで休もうとしたけど、試合が気になって眠れない。とうとう最終セットに入る直前、バスでO2へ向かう。入り口へ進んで愕然、O2の正式チケットオフィスは入り口にあった!何故ここをチェックしなかったのか!後悔してしまう。凄い試合になるとわかっていたから。

中に入るとファンゾーンでTV中継していた。怖くて見ていられない。最終セット5ー1だったから、もう諦め、お腹も空いたので、ハンバーガーを食べてファンゾーンに戻って来たら、5ー4まで盛り返してた!なんなん!錦織!余りにも壮絶な試合を見れなかったことに激しく後悔。それは深夜、ホテルに戻って来てからも続いた。眠いのに仕事のメールも対処しなくちゃいけなくて、自己嫌悪になりそう。

今朝早く目が覚め、テニスなんて見たくない雰囲気に陥り、ならせっかくロンドンにいるなら街を散策すればいい。写真を撮りたい場所、マーケット、食べたいもの、いっぱいあったよね?天気予報も雨降る割には昨日並で寒くない、だったら街に出よう。大好きな街ロンドンは、去年のFinalsや今年のWBはテニス漬けで、街に出られなかった。今回は1日だけでも、散策しようと決めていたし、いい機会。

これ書いてて、昨日機内で試合見れるかどうか悶々としてる時、錦織君が勝てれば、試合見れなくてもいい、って言ってなかった?って記憶が蘇った。残念な結果だったけど、世界中のテニスファンに、ここに錦織あり!を示すことが出来た。私は金曜の大事な試合が見れるし、文句言うな、自分!って気持ち切り替えられた。書くことは本当に気持ちの整理になるなぁ。

今日は昨日とは別の日。折角の旅行なんだから、全力で楽しもう!
昨日のStanみたいに、Come On!連発で、自分を鼓舞しよう!w

"if" from Andy Murray [tennis]

昨日、オープン化以降史上26人目の世界ランキングNo.1になったAndy Murrayが、自身のinstagramにあげたラドヤード キプリングの詩 "if"


image-20161106102428.png




イギリスで最も愛されている詩の一つであり、この詩の一部はイギリスにあるテニスの聖地 ウィンブルドンのセンターコート入り口に掲げられている。緊張と震え、逃げ出したくなる気持ちで入場を待つ選手達が最後に目にする言葉。

"If you can meet with Triumph and Disaster / And treat those two impostors just the same..."

"もし君が栄光と惨敗という二つの虚像を同じものとして受け入れることができるなら"

この言葉を目にすることができる選手は一握りであり、またその中の数人にしか、栄光は訪れない。
昨日の勝利は今日の敗北かもしれない。永遠に勝ち続けることは出来ないのだから。


この長い詩の中に、まさにテニス!と思える一部がある。



If you can make one heap of all your winnings
And risk it on one turn of pitch-and-toss,
And lose, and start again at your beginnings
And never breathe a word about your loss;
If you can force your heart and nerve and sinew
To serve your turn long after they are gone,
And so hold on when there is nothing in you
Except the Will which says to them: "Hold on!"

もし君が、たった一度のコイントスと、
君が築いた全ての勝利を引き換えるリスクを負えるなら、
そして敗れ、その負けにただの一言も不満を漏らさず
最初からやり直すことができるなら、
もし君が、君の体力も精神力も気力も失ってしまった後も
自らを奮い立たせることができるなら、
そして全て失った時も、耐えろ!と言える意志があるなら



この詩に、誰よりも影響を受けたのはイギリス出身のAndyだったかもしれない。

2005年のプロデビュー以来、母国の期待を一身に背負いその重圧と戦いながら、2012年、自国開催オリンピックでの104年ぶりの金メダルと、2013には77年ぶりのウィンブルドン優勝を達成した。

2009年8月に世界ランク2位になってからの約7年間、常に彼の上には誰かがいた。
それはまるで、出場する全ての大会の決勝戦で敗れ、自責の念にかられ、気持ちの整理もつかないまま勝者へのスピーチを考え、大会を去らなければならないジレンマと似てる。


だが、世界ランク1位は、オリンピック金メダルやウィンブルドンの優勝義務の、押し潰される寸前の極限状態とは比較できない。これまでの1ポイント、1ゲーム、1試合、1トーナメント、1年間を戦い続けてきた結果の産物。勝利と敗北を繰り返し味わいながら、進み続けた努力の賜物なのだ。


キプリングの詩の最後はこう締めくくりられる


Yours is the Earth and everything that's in it,
And -- which is more -- you'll be a Man, my son!

息子よ、この地と地上全てのものを手にし
おまえは大人になるのだ


Andy Murrayは世界ランク1位を獲得した。これまで彼が築いてきた偉大なる業績の一つであり、英国の誇りである。この世界ランク1位がいつまで続くか、誰にもわからないが、今は最大級の賛辞を贈りたい。おめでとう!Andy!


最後に2008年、 BBCがウィンブルドン決勝前に放送した、2人の世界No.1 RogerとRafaによる、この詩の朗読の一部が残っていたので置いておきます。




Tired Travel, Tired Life? [Column]

約一カ月ぶりの何もない2連休。
遅くまで眠り、昼前に起き、好きなものを食べ、好きなドラマを見て、とグウタラに過ごした。

仕事にテニス観戦にコンサートに、と身体を酷使した結果の40度まで上がった熱を加え、3週間も治らなかった風邪。

それがようやく終わり、久しぶりに週末はゆっくりした。身体、というよりは気持ちが落ち着いて、色々考えることもできた。

他愛のないものだけど、例えば旅について。今年はプライベートではRGとWB、どちらもテニス観戦に終始して、他は何もなかった。

テニスに嵌る前の私は、好きなものに真っ直ぐなのは変わらないけど、詰め込みすぎることはなく、どこかに余裕や時間があったはず。

テニス観戦が嫌いなのではなく、今までのような旅先の発見や、様々な未知なる経験や、マーケット巡りなんかがない、のだ。

たぶんまだ頭が疲れてるのかもしれない。取り留めなく書くが、RGは今思い出しても笑顔になるくらい素敵な体験だった。見るものすべてが新鮮で、ボランティアの笑顔と挨拶が心地良かった。

WBはキャンプに慣れていないせいか、疲れがドッとやってきたし、あまりに短い滞在で時間に追われ楽しむ時間などなかったのが残念過ぎた。

今の今はどこかに旅する気力がないが、何かきっかけがあれば、いいな。頭が空っぽの時はアンテナがよく引っかかるし。

去年のイングランドとウェールズへのドライブ旅のように、憧れの地へ行って、その世界に浸りたい。自己満足でいいのだ。

もう一度、旅への情熱が復活しないかな。本や映画やドラマを見る時間がないからかな?

数週間経って、いつもと変わらない日常を飽きてくることを祈ろう。まずは心と脳の回復を!

Go Kei [tennis]

ようやく日本帰国。ずっと缶詰仕事で、錦織くんの試合は全く見れていませんでしたが、テキストでは追える分は追っていました。

忘れもしない、全身疲れに覆われ、精神的に余裕が全くなかった時、錦織くんのモンフィスからの逆転勝利の報を聞き、身体の奥から力が湧いてきた事。

Rafaとの試合はライスコで途中から追ってました。呟くことは出来ずとも、みんなの声を読みながら、まるで自分のことのように嬉しかった!

今日もCincy上空を飛びながら祈ってました。

遅ればせながら、錦織くん、銅メダルおめでとう。オリンピックの経験は何物にも代えがたい、限られた人しかできない体験です。その場で感じたこと、学んだこと全てが今後に活きるでしょう。

わたしも錦織くんの活躍のおかげで、なんとか仕事を乗り切れました。そしてまた休む間もなく次が待っています。

錦織くんには無理はして欲しくないですが、今年積み上げてきたものをさらに高めるために、ひと試合、ひと試合、戦っていくしかないのですね。

Cincyそして、US Open。その後、日本に帰ってくる時は、おかえりなさい、とみんなが笑顔で迎えてくれるでしょう。

国を背負って戦うことの意味を、その重責を果たし、見事96年ぶりのメダルを獲得した錦織くんに、今まで以上の注目が集まると思いますが、気負うことなく、ゆったりした気持ちで帰ってきてください。

大好きなテニスを思いっきり楽しむこと。昨日の偶然の?One Back Hand みたいに試合中でも笑えるように。厳しい戦いの中でもそれだけは忘れないで。

#GoKei #JPN

image.jpeg

For Rogersake [tennis]

今朝のRogerのStatement : 今年はお休みになること (膝の怪我で今後のことを考えて2016年の全ての試合をキャンセル)。真っ先に思ったのは、無理してWBに行って良かった、と思った。(自分勝手でごめんね。

とにかく、私が見たかったRogerを生で見れた!彼が一番好きなトーナメントのWBで!センターコートで!生Rogerは去年のFinalsとIPTLと、今回のWB。9ヶ月で3回、計5試合!無理してでも見る価値はあるし、行かなかったら絶対後悔してた!

私はこれからも行きたい時に行けるよう頑張るし、Rogerのためにも頑張れる。
大丈夫。大丈夫だから。Rogerも私も。

今年のFinals、Rogerはいない。でも錦織くんは出ると思うし、AndyとNico/Pierreはいる。もし行けるなら、Doubles中心でもいいかな。

そう、生のテニスを、Rogerを見たい!その一心から行った去年のFinalsで、あの錦織くんとの試合を見れたことに感謝したい。

あの試合が全てを変えたと言っていい。あの試合があるから今の私がいる。Rogerと錦織くんのおかげで、テニスに魅了され、テニスを巡る旅を始め、沢山の人達と触れ合えた。

私の人生は、数多くの好きなものに触れる旅に彩られているけど、今までは何か一つの人物や作品にこだわってた。テニスほど幅広く興味が湧いたものはない。

多分それは絶えず毎週試合があるからかもしれないし、個性豊かな選手達や、予想できない素晴らしいプレー、またファンだけではなくジャーナリストやカメラマン達のtwitter上の呟きが、普段自分が思いつかないような発想から来る面白いものが多いからかもしれない。

でも私を、他の何よりも惹きつけるのは、Rogerのプレー。生まれて初めて見た”美しいテニス”。あんな風にテニスを美しいものとして見れるのはRogerだけ、今でも。

そして常にRogerはテニスを愛しているからこその言葉を話し、自分を応援してくれるファンへ暖かいメッセージを送り、接してくれている。そのことにどれだけの人が救われているか。

来年、Rogerは帰ってくる。そう信じ切れるから、今頑張っていられるし、安心して待っていられる。

どうかゆっくり休んで、身体を癒して、労ってください。ご家族との時間も楽しんで。

おかえりなさい、Roger。両手を広げてそう言える日まで。

My dearest Roger Federer

Till we meet again,
Get rest and take care.
God bless him.
Love you so much.



image-20160727211009.png


前の10件 | -

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。